メルセデス・ベンツ日本は5月31日、SUVの「Mクラス」にクリーンディーゼルエンジンを搭載した「ML 350 BlueTEC 4MATIC」を追加して発売した。価格は814万円。また、同モデルの発売を記念した特別仕様車「ML 350 BlueTEC 4MATIC Limited for Seven Summits by Ken Noguchi」を限定7台で発売する。価格は899万円。
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メルセデス・ベンツ ML 350 BlueTEC 4MATIC |
メルセデス・ベンツ ML 350 BlueTEC 4MATIC Limited for Seven Summits by Ken Noguchi |
今回のモデルは、直噴ターボディーゼルエンジンと排出ガス処理システム「BlueTEC」の組み合わせにより、排出ガス中の有害物質を低減。日本のポスト新長期ディーゼル排出ガス規制に輸入車SUVとして初めて適合しており、新車購入補助金対象の認定取得、およびクリーンディーゼル自動車導入補助金認定の申請を予定している。
搭載されるエンジンは3L(リッター)V型6気筒のディーゼルエンジン。ピエゾインジェクターを用いたコモンレールダイレクトインジェクションや、VNT(バリアブルノズルタービン)ターボチャージャーなどを装備し、最高出力155kW(211PS)、最大トルク540Nm(55.1kgm)を発生。電子制御7速オートマチックトランスミッション(7G-TRONIC)が組み合わせられる。これにより5リッタークラスのガソリン車に匹敵する力強い動力性能と、コンパクトSUVなみの低燃費を実現したとしている。JC08モード燃費は9.4km/L。
同時に発売される特別仕様車は、世界的アルピニストである野口健氏とのコラボレーションによるもので、売上の一部は同氏が代表を勤めるNPO法人「セブンサミッツ持続社会機構」を通じ、清掃活動や地球温暖化の調査などの環境保全活動へ寄付される。外装色には山の力強さを表すオブシディアンブラック(5台)と、雪の優しさを表すカルサイトホワイト(2台)を用意。内装色は安らぎの空間を演出するカシミヤベージュとしている。雪の結晶をイメージした専用デザイン20インチ10スポークアルミホイールや、本革シート、電動ランバーサポートなども装備する。
