7月10日公開の映画『トイ・ストーリー3』の完成披露試写会が25日、都内で行われ、アイドルユニットAKB48の宮澤佐江、高橋みなみ、北原里英、宮崎美穂が出席した。

左から宮澤佐江、高橋みなみ、ダーラ・K・アンダーソン(プロデューサー)、リー・アンクリッチ監督、北原里英、宮崎美穂

長編CGアニメーション第1作『トイ・ストーリー』発表以来、『カールじいさんの空飛ぶ家』など数々の感動作を世に送り出しているディズニー/ピクサー。最新作は、前作『トイ・ストーリー2』の10年後を描いた感動のファンタジーアドベンチャー。17歳に成長したおもちゃの持ち主であるアンディーと、カウボーイ人形のウッディらおもちゃたちの姿を描く。

AKB48の面々は「この作品が終盤になるにつれて終わらないで欲しいと思いました」(宮澤)、「アンディー君と同じくらいの年齢なので、おもちゃがいらなくなる気持ちやウッディの気持ちがわかって感動しましたね」(高橋)とそれぞれが感想を述べる中、宮崎が「素晴らしい映画ですよ」と絶賛して「大きくなったら『トイ・ストーリー』のような映画を作りたいですね。私、映画監督になりたい!」と監督を前にして大胆発言。プロデューサーのダーラ・K・アンダーソンから「今直ぐ雇いますよ」と言われた宮崎は「AKB48と監督を両立して活躍したいな」と将来を見据えていた。

また、ダーラ・K・アンダーソンは、同作に宮崎駿監督の『となりのトトロ』のキャラクター・トトロが劇中に登場すると発表。「スタジオジブリとピクサーは、長年友情関係で結ばれてきました。そのことを確認し合うということで、宮崎駿監督に聞いたら、おもちゃとして登場させることを快諾してくれたので、オマージュとして出てきます」とエピソードを明かした。