バッファローは24日、同社の地デジチューナー「DT-H33/U2」に、ペガシス製MPEGカット編集ソフト「TMPGEnc MPEG Editor 3」を標準添付したセットモデル「DT-H33/U2-TM」を、3,000台限定で発売すると発表した。発売は6月中旬で、価格は13,600円(税別)。

「TMPGEnc MPEG Editor 3」

「DT-H33/U2」

TMPGEnc MPEG Editor 3は、MPEG-1/2動画ファイルのカット編集に特化した編集ソフト。1フレーム単位での編集に加え、編集点以外を無劣化出力することで高画質を維持し、高速に出力することが可能なスマートレンダリング機能を搭載している。今回のバッファローとペガシスの技術コラボレーションにより、バッファローのPC用地上デジタルチューナーで録画した番組をTMPGEnc MPEG Editor 3に取り込み、1フレーム単位で編集可能となった(ダビング10対応番組のみ編集可能。編集するとコピー回数が1回分減る。10回目はムーブとなり、パソコンに録画したデータは削除される)。また編集した映像はCPRM対応ドライブを介しBlu-ray DiscやDVDに保存できる。

対応のバッファロー製PC用地上デジタルチューナーでは、録画した番組データのタイトルをクリックするだけで、ウィザード形式でTMPGEnc MPEG Editor 3に取り込める。対応機種はDT-H33/U2のほか、「DT-H33/PCI」「DT-H55/U2W」「DT-H70/U2」。なお、追加機能を利用するには、チューナーに同梱されている視聴ソフト「PCastTV3」と、TMPGEnc MPEG Editor 3のアップデートが必要。アップデータは、それぞれバッファローとペガシスのサイトに掲載されている。

DT-H33/U2は、USB 2.0接続の地デジチューナー(BSデジタルや110度CSチューナーは搭載していない)。パソコン内蔵のHDDだけでなく、外付けHDDにも録画可能で、録画予約は番組表(EPG)を利用し行える。テレビ番組情報サービス「Gガイド.テレビ王国」のインターネット電子番組表(iEPG)と連携しており、「Gガイド.テレビ王国」の「iCommand」を利用すれば、携帯電話からの録画予約も可能。外形寸法はW80×H115×D22mm、重量は約100g。対応OSは、Windows XP(SP2以降)/Vista(32bit/64bit SP1以降)/7(32bit/64bit)の日本語版。