ハンファジャパンは5月21日、ポケットGPSユニット「PG-S1」を発表した。発売は5月28日を予定しており、価格はオープン。市場価格は1万4,900円前後と予想される。
PG-S1は、45(W)×67.2(H)×16.4(D)mm、質量約56gというコンパクトなGPSユニット。移動中に、一定の時間、あるいは一定の距離ごとに、内蔵メモリーに緯度/経度などを記録していくという製品。記録されたデータから、Exif 2.1以降に準拠したJPEGファイルに位置情報を書き込んだり、Google Earth上での移動ログの表示や、デジタルカメラで撮影した写真を表示させるといったことが可能だ。
また、コンパクトタイプではあるが、本体に1.5型のカラーディスプレイ(128×128画素)を装備しており、そこに、現在の位置情報、衛星からの電波の受信状態などを表示可能なほか、電子コンパスや、気圧計による高度計測、ラップタイム表示、ボイスレコーディング、MP3ファイル再生といった機能も搭載される。
内蔵メモリーは2GBで、そのうちユーザーエリアは1,600MB。GPSチップセットは、台MediaTec.Inc.製のMT3329。同チップは、GARMIN社のGPSMAP 60などにも採用されているもの(http://www.mediatek.com/en/news/info.php?sn=15)。電源は、リチウムイオンバッテリーで(USBポートより充電)、1回の充電で、最大約13時間の連続使用が可能だ。