パナソニックモバイルコミュニケーションズは20日、都内で新CMの発表会と新製品の体験会を行った。会場にはCMキャラクターに起用された水嶋ヒロが来場し、新端末の使い心地やCM撮影時の秘話などを語った。

はじめに、同社広報室室長の岩切正哉氏より製品の紹介が行われた。同社は今回、2010年上期新製品ラインナップとしてNTTドコモに4機種、ソフトバンクに2機種の端末を提供している。

2010年上期新製品ラインナップ。docomo PRIME series P-04Bdocomo STYLE series P-05B同P-06B同P-07B(左)と、Softbank 942P同842P

続いて、ファッションブランドkate spade NEW YORKとのコラボモデルである「P-05B jubilee stripe」の紹介があり、ケイト・スペードジャパン社長の柳澤綾子氏が製品のコンセプトなどを説明した。

ハンドバッグ、アクセサリーやジュエリーなどを手がける同社のターゲット層(25歳から30代の女性たち)にぴったりなケータイを提供できたら、との思いで今回の開発に至ったという

新CMは花屋の前というロケーションで、水嶋ヒロが「P-04B」を使い写真を撮るというもの。同製品は約0.8秒の高速起動と約0.2秒の高速オートフォーカスが売りのケータイで、CMは「シャッターチャンスを逃さない」性能の良さを印象づけるものとなっている。

撮影では、共演する外国人ダンサーと英語で意思の疎通をはかり、本番中に彼がナーバスにならないように気持ちを和ませたという。また、撮影現場で誕生日を迎え、スタッフに大きなケーキで祝ってもらえたことも印象深かった、と語った。会場ではCMのメイキング動画も披露された。CMは28日より全国で放送開始される予定。

メイキング映像で、監督に指示を受ける水嶋ヒロ(左)。P-04Bについては、カメラの性能の良さを語った

タッチ&トライコーナーのP-04B。キーボードは押しやすく、両手打ちにも適している

LEDのドットイルミネーションは着信用アニメが50種類用意されているほか、時計、天気や電池・アンテナ具合などの表示ができる

赤を基調とした、jubilee stripeのP-05B

購入者には、ケータイを入れることのできるオリジナルミニバッグがついてくる。また、大きなコラボバッグが抽選で50名に当たる

P-06BとSoftbank 942Pは、ほぼ同等のスペックで作られている。デザインも同じだが、カラーバリエーションのゴールドは942Pのみの販売となる

付属のタッチペンで写真に文字を書き込み、プリントアウトしたもの(右)

P-07Bは、使いやすさを追求したモデル

Softbank 842Pは、薄さ約10mmのスリムボディが特長。側面にワンプッシュオープンボタンを備える