NTTコミュニケーションズが運営するインターネットサイト「OCNブリエ」は20日、「宅配フードサービスの利用実態に関するアンケート」の調査結果を発表した。調査期間は3月24日~28日、対象はOCNアンケートモニターで回答者数は26,249人(男性18,066人・女性8,183人)となっている。

最近1年での宅配フードサービス利用は55.3%となり、さらに「あなたは、最近1年間に、どのような宅配フードサービスを利用しましたか? 」との問いには1位「ピザ」(37.6%)、2位「お寿司」(25.6%)、3位「お弁当」(10.4%)となった。同サイトでは、「全体的に低い年齢層の方ほど宅配フードサービスを利用している割合が高く、20~30歳代では約6割が最近1年間で1回以上は利用しています」としている。また、「ピザ」は30歳代以下の約半数が、最近1年間で利用している。「あなたはどれくらいの頻度で宅配フードサービスを利用しますか? 」との質問には、「2~3カ月に1回」が最も多く31.9%。ついで「半年に1回」(28.4%)、「月に1回」(14.1%)。

さらに「あなたは、どのような時に宅配フードサービスを利用することが多いですか? 」と問うと、1位が「親族の集まりやホームパーティの時」(47.1%)、2位が「料理を作るのが面倒な時」(34.8%)、3位は「誕生日や結婚記念日などのハレの日の食事を用意する時」(27.7%)。年代別に見ると、40歳代以上では「親族の集まりやホームパーティの時」の割合が高く、特に60歳代、70歳代以上では、6割を超えているという。同サイトでは、「40歳代以上の世代にとっては、デリバリーは"パーティー用"の特別なものとして利用されているようです」と分析している。