NTTドコモは18日、FOMA携帯電話の新製品「docomo PRO series N-08B」(NEC製)を発表した。4.6インチ液晶とキーピッチ12.7mmのフルキーボードを搭載した携帯電話。2010年8月に発売する。
同端末は、約4.6インチフルワイドVGA(854×480ドット)液晶を搭載した2つ折りタイプで、寸法・重量は約80×180×18.1(最厚部:約18.9)mm・約300g。パンタグラフ構造を採用し、キーピッチ約12.7mm・キーストローク約1.2mmを実現した本格的キーボードを搭載。パソコンと同じ感覚でiモードメール、PCメール、iアプリ、ブラウジングなどが利用できる。また、全角5,000文字まで入力が可能なテキストエディタを搭載。作成したファイルをテキスト形式(.txt)で保存できる。
バッテリのスタミナも特徴。連続待受(3G)は約1,000時間、連続通話時間(3G)は約350分、連続テレビ電話時間は約180分、ワンセグ連続視聴時間は約5時間となっている。
機能面では、Wi-Fiに対応。Wi-Fi接続で送受信最大54Mbpsのパケット通信が利用できる。また、ポータブルゲームなどのWi-Fi対応機器のアクセスポイントとして利用することもできる。
このほか、NECのホームサーバ「Lui」と連携させて利用することもできる。Luiはデジタル放送やマルチメディアコンテンツを一元管理する「ホームサーバPC」とクライアン ト端末の「PCリモーター」からなる製品で、同端末を使って、自宅パソコン上のソフトを遠隔操作できる。