SoftBank 941SC(Samsung電子製)

ソフトバンクモバイルは18日、ソフトバンク3G携帯電話の新製品「SoftBank 941SC」(Samsung電子製)を発表した。約3.3インチの有機ELディスプレイを搭載したタッチ端末。7月中旬以降に発売する。

同端末は、約3.3インチWVGA(800×480ドット)の有機ELディスプレイ(AMOLED Plus)を搭載したストレートタイプの携帯電話。静電式のフルタッチパネルを採用しており、直感的に端末を操作できる。本体の背面に設置されたスタンドを立てた「シアタースタイル」で、卓上に本体を置いたままワンセグなどを視聴できる。あらかじめ登録しておくことで、スタンドを立てると同時にワンセグ・音楽・スライドショーなどを一発で起動することもできる。

機能面では、最大54Mbpsの通信が利用できる「ケータイWi-Fi」に対応。このほか、ワンセグ、おサイフケータイ(S! FeliCa)、GPS、Bluetooth、メディアプレイヤー、赤外線通信(IrDA)、PCサイトブラウザ、大容量ファイル添付機能、安心遠隔ロック、モバイルウィジェット、ハイスペック動画機能などに対応。通信面では、国際ローミングサービス「世界対応ケータイ」、3Gハイスピード(7.2Mbps)をサポートする。

さらに、S!電話帳バックアップの新機能となる「メモリーカード自動バックアップ機能」に対応しており、携帯電話機に保存しているデータを、あらかじめ設定した時刻に自動的に転送することができる。

モバイルカメラは、顔認識オートフォーカスに対応した812万画素CMOS。明るすぎる画像を自動で補正する「ワイドダイナミックレンジ」、撮影した人物の顔写真を3Dに変換してさまざまな表情の”顔アニメーション”を作成できる「3Dモーションフォト」といった機能が利用できる。写真をMySpaceやmixiなどのSNSに簡単に一括アップロードできる「コミュニティーズ機能」なども利用可能だ。