日立アプライアンスは17日、過熱水蒸気オーブンレンジ「焼き蒸しふた調理 ヘルシーシェフ(MRO-GV300)」を6月10日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は13万円。
同製品は、マイクロ波で食品を加熱できる「はかって両面グリル皿」と、スチームを充満できる「焼き蒸しふた」の組み合わせにより、焼き蒸し調理を可能としたオーブンレンジ。また、「はかって両面グリル皿」と新設計の「上面グリルヒーター」によって「大火力グリル」を実現し、ハンバーグ4個を約15分で焼き上げることも可能だ。
調理機能も充実しており、「大火力グリル」「焼き蒸し」「蒸し物」といった15のオート調理ジャンルから、ギョウザやハンバーグ、ステーキなど、302のオートメニューを選ぶことができる。また、付属する「クッキングガイド」には手動調理も合わせて405のレシピを掲載している。
さらに、3つの重量センサーで食品の重さや位置をはかり、火力と加熱時間を加減する同社独自の「トリプル重量センサー」を搭載。これにより、「はかって両面グリル皿」や「焼き蒸しふた」を使用したオート調理でも、入れた食品の重さによる加減調節は必要ないとのこと。
本体サイズは500(W)mm×408(H)mm×449(D)mm、重量は21kg。左右背面を壁にぴったりと設置した場合、上方に必要な放熱スペースは従来機種の20cmから10cmに変更されている。
このほか、「はかって両面グリル皿」を搭載した「焼き蒸し調理 ヘルシーシェフ(MRO-GV200)」と、スチーム機能が充実した「熱風2段ビッグオーブン ヘルシーシェフ(MRO-GV100)」も同時に発売される。いずれもオープン価格で、推定市場価格はMRO-GV200が10万円前後、MRO-GV100が7万円前後。