2010 World Cup Championships of Futures Trading 日本予選の表彰式が15日、東京・六本木のワールドインベスターズ・トラベルカフェにて行われた。

World Cup Championship of Futures Tradingは、米ロビンス・トレーディング社による主催で、1984年から始められた。商品 / 為替 / 株式について参加者のリアルマネーで運用成果を競う大会「The World Cup Trading Championships」の一つで、米国の商品先物業界では、最も長い実績を誇っている大会でもある。

その名を冠した「2010 World Cup Championships of Futures Trading日本予選」は、ドットコモディティが、米国ロビンス・フィナンシャルグループと日本独占契約を結び、開催するに至ったもの。2009年11月16日~2010年3月31日までの期間、国内商品先物市場を舞台に、リアルマネーを用いて収益率を競いあった。

表彰式では、第三位の「よっちゃん」さん(収益率 : 137.88%)、第二位の「コモ太郎」さん(収益率 : 151.06%)、第一位の「天眼虎」さん(収益率 : 151.34%)の名前が発表され、表彰状が授与された(「コモ太郎」さんは都合により欠席)。よっちゃんさんは「私の本業は会社員で商品先物にエネルギーを注力しきれないところがありました。不勉強な中、たまたまとれた賞ですので、(ドットコモディティさんと)相談しながら、ちゃんと勉強していきたい」と挨拶。天眼虎さんは「商品先物は儲かるということを実証するために参加したが(今回第一位に輝いたことで)長らく籍を置いてきた商品先物業界に恩返しができたのでは」と喜びを語った。