マスタードシードは、A-DATA製SSDの新製品として、SATA接続2.5型で容量200GBの「AS599S-200GM-C」と、同100GBの「AS599S-100GM-C」を発表した。NANDタイプはMLCで、SandForce製コントローラIC「SF-1200」を採用し、16チャンネルアクセスによる高速転送を実現している。200GBモデルは近日発売予定で価格未定、100GBモデルは5月28日発売で店頭予想価格は34,800円前後。
16チャンネルのMLC NANDフラッシュメモリI/Fを備え、従来コントローラ比で20倍以上という性能を実現する「DuraWrite」や、1台のSSDでRAIDのような冗長化機能を実現する「RAISE」などの技術を搭載したSATA接続の2.5型SSD。特にランダムライト性能の高さが特徴という。ほか、Windows 7のTrimコマンドもサポート。
転送速度はシーケンシャルリードが最大280MB/秒、シーケンシャルライトが最大270MB/秒の性能。同社によるベンチマーク検証では、CrystalDiskMark 3.0 64bit版を用いた実測として、シーケンシャルリード265.7MB/秒、シーケンシャルライト254.8MB/秒、512Kリード245MB/秒、512Kライト184MB/秒、4Kリード17.17MB/秒、4Kライト11.98MB/秒、4K(QD32)リード134.7MB/秒、4K(QD32)ライト56.72MB/秒という性能が示されている。