KDDIは17日、au携帯電話の新製品「BRAVIA Phone S004」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)を発表した。8メガカメラを備えたデュアルオープン型の携帯電話。ワンセグの4倍速再生に対応している。

同端末は3.2インチフルワイドVGAのTFT液晶に808万画素のCMOSカメラを搭載したBRAVIA携帯の最新機種。CPUには1GHzのSnapdragon(Qualcomm社製)を採用、処理速度が大幅に向上した。

BRAVIA Phone S004(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)

「モーションフロー Lite60コマ」を搭載し、動きの速いワンセグ映像も4倍のコマ数で滑らかに再生できる。「おでかけ転送」で対応レコーダーから動画の転送が可能なほか、「au Wi-Fi WINカード」(別売)を利用すれば無線LANで「Wi-Fi WIN」が楽しめる。

光沢のあるデザインが特徴で、カラーバリエーションはオニキスブラック、プラチナホワイト、スターダストピンクの3色を用意

またIPX5/7相当の防水性能も備え、バスルームやキッチンでも使用可能。このほか、ワンセグ、おサイフケータイ(EZ FeliCa)、Bluetooth、赤外線通信などの機能を搭載。LISMO Music Video BOOK、au Smart Sports、EZナビウォーク、EZ助手席ナビ、EZニュースEX、じぶん銀行、デコレーションアニメといったサービスに対応する。通信面では、国際ローミング「グローバルパスポートGSM/CDMA」をサポートする。

*  *  *

BRAVIA Phone S004は3色展開。左からオニキスブラック、プラチナホワイト、スターダストピンク

本体背面には、約808万画素CMOSカメラとFeliCa通信部が配されている

本体左側面には、かんたんな操作キーが配されており、閉じた状態でもマナーモードに設定できる

Wi-Fi WIN(無線LAN)機能を追加する「au Wi-Fi WINカード」(SDIO規格準拠)に対応している。本体のmicroSDカードスロットに入れると、Wi-Fi WIN機能が有効になる。なお、通常のmicroSDメモリーカードとは排他使用となる

IPX5/IPX7等級の防水性能を有する。裏ぶたの中に更に防水用のふたを用意するタイプになっている。防水用のふたは取れないように本体に付くかたちになっている

スマートフォンに広く採用されてきたクアルコム社の統合チップ「Snapdragon」を搭載。高速なCPUを活かしてワンセグの動画を秒間60コマに補正する「モーションフロー Lite 60コマ」を搭載した。

(写真・キャプション/井上翔 K-MAX)

商品名 BRAVIA Phone S004
メーカー ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
サイズ 約111×51×18.0mm
重量 約145g
連続通話/待受時間 約210分/約260時間
メインディスプレイ 約3.2インチ フルワイドVGA TFT液晶
サブディスプレイ 約0.9インチ 有機ELディスプレイ
カメラ 有効画素数約808万画素CMOS(オートフォーカス/手ブレ補正対応)
外部メモリ microSD/microSDHCカード(最大16GB)
カラー オニキスブラック、プラチナホワイト、スターダストピンク