ブラジルの大手航空会社・TAM航空は13日(サンパウロ時間)、世界最大の航空会社連合「スターアライアンス」に正式加盟したと発表した。同連合に中南米の航空会社が加わるのは同社が初となり、同連合加盟航空会社は計27社となる。
同社は現在、ブラジル国内40カ所以上および南米10カ所の空港に運航している。近年は、米国やヨーロッパ諸国へのネットワークを拡大しており、その殆どがスターアライアンスのハブ空港とのこと。同社CEOのリバノ・バロッソ氏は、「世界をリードするグローバルな航空連合に加盟することにより、お客様にはよりスムーズでシームレスなサービスを提供することが可能となります」と語っている。
今回の加盟により、同社のマイレージ会員は、他のスターアライアンス加盟航空会社に搭乗する際に、マイルを獲得して特典に交換することが可能となる。同様に、他の加盟航空会社のフリークエントフライヤープログラム(FFP)の顧客も同社に搭乗する事でマイルが獲得できるという。また、他の加盟航空会社に搭乗した時でも、各社のプレミアムメンバーに到達するためのポイントが加算されるほか、同連合のゴールド会員が利用できるラウンジが990カ所以上となるとしている。