住信SBIネット銀行は14日、2010年3月期の決算を発表した。これによると、2010年3月期の連結最終損益は22億9,300万円となり、2007年9月の開業以来、初の単年度黒字を達成した。
連結経常収益(売上高に相当)は207億3,800万円、経常利益は23億600万円だった。
住信SBIネット銀行では、営業3期目での単年度黒字化達成について、「住宅ローンを中心とした個人ローンが引き続き好調に推移したことや、取引所為替証拠金取引『くりっく365』の手数料などの増加が収益に寄与した」としている。
同社では、「今後とも、より多くの顧客にインターネットならではの便利さ、有利さを実感してもらうことで、『あなたのレギュラーバンク』になれるよう、全力を尽くしていく」としている。