CSファミリー劇場は13日、都内にて体操番組『ウルトラマン80体操』の制作発表を行い、番組中でウルトラマン80らとともに体操を披露している、社会人野球クラブチーム茨城ゴールデンゴールズ(以下、茨城GG)の片岡安祐美選手が登場した。
『ウルトラマン80』は、1980年に放送された特撮番組で、人間の邪心から生まれる"マイナスエネルギー"の作用によって出現した怪獣と、M78星雲から地球に派遣されたウルトラマン80である主人公・矢的猛の戦いを描いたもの。2010年で30周年を迎え、現在、同局で毎週日曜20:00~20:30に放送されている。『ウルトラマン80体操』では、ウルトラマン80や怪獣たちが、心が生み出す怪獣を無くすことをコンセプトとした、準備体操・柔軟体操・ラジオ体操の要素を取り入れた"心身共に鍛える体操"で、楽しくマイナスエネルギーを吹き飛ばしていく。
報道陣の目の前で体操を披露し、少し照れた様子で「(収録中より)今が一番上手に踊れたんじゃないかと思います。楽しく踊ることが出来ました」とはにかんだ片岡。出演が決まった当初は、「私でいいのかな、と思いました」と、不安もあったようだが、この日は元気いっぱいのスマイルで「野球でマイナス思考になってしまったときも、元気いっぱいにグランドに立つようにしています。これまでは、マイナスエネルギーが出そうになったときは、頭だけで吹き飛ばしてきましたが、これからはこの体操で根底から吹き飛ばしていきたいです! 」と気合を見せた。
番組では、片岡選手が出演するスペシャルバージョンのほかに、ウルトラマン80・怪獣ホー・ウルトラの王女ユリアンによる基本バージョンなど、4パターンが放送される |
「うちの選手に(同体操を)やるというのを伝えたら、『俺にも教えてくれ』と言われたので、スタンドで選手何人かと踊ってるかもしれませんね(笑)」と話した片岡。欽ちゃんの「ウルトラマン80体操」も見れるかも? |
また、茨城GGの監督引退を表明していた萩本欽一が、8日の全日本クラブ選手権北関東予選準決勝敗退を受けて引退を撤回したことについて、「負けたとき私は泣き崩れていて知らなかったんですけど、後で皆から(引退撤回を)聞きました」と話し、「これまで、クラブ選手権のことしか言わなかった欽督(萩本)から、初めて『(都市対抗野球で)東京ドーム行くぞ!』という言葉を聞きました。なんとしても叶えたい!」と闘志をみなぎらせていた。