シグマは14日、望遠ズームレンズ「APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM」のソニー用とペンタックス用を発売すると発表した。発売日は、ソニー用が28日、ペンタックス用が21日。価格はどちらも10万4,700円(税別)。
同製品は、同社独自の手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構を搭載し、約4段分の手ブレ軽減効果を発揮するという望遠ズームレンズ。レンズ内で手ブレ補正を行うことでファインダー像が安定し、フレーミングが容易に行えるとのこと。
SLD(Special Low Dispersion : 特殊低分散)ガラスを3枚採用して色収差を効果的に補正するほか、フォーカシングによる収差変動の少ないリアフォーカス方式、フレア・ゴーストの発生を軽減するスーパーマルチレイヤーコートを採用している。
HSM(Hyper Sonic Motor)を搭載しており、AFスピードの高速化と静粛性も実現。フルタイムマニュアルフォーカスも可能となっている。
最短撮影距離は150cm、最小絞り(W端)はF22、最大倍率は1 : 4.2。サイズは最大径φ92.5mm×全長203mmで、重さは1,670g。ケース / フード / ショルダーストラップ / 三脚座が付属する。
なお、ソニー用のみ別売りのAPOテレコンバーター「APO TELE CONVERTER 1.4x EX DG」(2万8,000円 : 税別)と「APO TELE CONVERTER 2x EX DG」(3万2,000円 : 税別)が用意され、同製品と併用することで超望遠ズームレンズとしても使用できる。