auのAndroid搭載スマートブック「IS01」を試す

第1回 外観やUIをチェック
第2回 メール機能をチェック
第3回 日本語入力機能をチェック
第4回 ワンセグやカメラをチェック

KDDIのAndroid搭載スマートフォンの第1弾「IS01」は、スマートフォンとネットブックの中間「スマートブック」という位置づけを狙っている。今回は日本語入力機能について紹介しよう。

IS01

IS01の日本語入力には、Android向けIMEの「iWnn IME - SH edition」を搭載。iWnnでは、予測変換や候補学習、連絡先データを読み込んで変換候補として利用する機能、さらに辞書のダウンロード機能も用意されている。

IS01の設定にある「地域/言語&文字入力」から「iWnn IME - SH edition」をカスタマイズできる

予測変換を利用したり、入力ミスを補正したり、さまざまな設定が可能

IS01の場合はキーボードが使えるため、予測変換よりも普通のPCのようにテキスト入力してスペースキーで変換していく連文節変換の方が使いやすいかもしれないが、個人的には予測変換と連文節変換を併用すると使いやすかった。変換精度は特に違和感なく、快適に入力できた。

入力中の画面。予測変換をONにしていると、画面下部に変換候補が表示される。予測変換を使わない場合、この画面は表示されない

辞書機能もあり、ダウンロード辞書も利用できるようだが、試用機では辞書が提供されていないので試せなかった

Androidは日本語IMEを自由にインストールすることが可能で、Android Market上にはいくつか日本語IMEが登録されている。多くは、iWnnのオープンソース版を利用したものだが、独自機能を備えている「simeji」など、使い分けても良さそうだ。また、ジャストシステムがATOKの開発を行っているようなので、Androidの普及に伴ってリリースが期待できる。

記号や顔文字の入力画面

また、IS01には日本語フォントとして「モリサワ新ゴ R regular」「LC Mincho」「SH Crystal Touch」の3種類が用意されており、美しい日本語表示を実現しているのは、日本製ならではだろう。

美しいフォントが利用できる