ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車「PAS(パス)」の2010年モデルとして、2.9Ahリチウムイオンバッテリーを搭載した「PAS リチウムT」、2人乗り自転車の「PAS ラフィーニ(Raffini)」と「PAS リトルモア リチウム」を6月4日に新発売する。価格は、リチウムTが8万6800円、ラフィーニが12万1800円、リトルモアが13万4800円。
電動アシスト自転車「パス」の2001年モデルは、1月、2月、4月に順次発表されており、今回のモデルを合わせると全15機種となる。
今回発表されたPAS リチウムTは、サイクル寿命を従来比約2倍(800~900サイクル)へと性能アップした高耐久リチウムイオンバッテリーをPASシリーズとして始めて搭載。また、バッテリー容量を抑えることで(2.9Ah)、シリーズ中もっとも安価なモデルとしている。
PAS ラフィーニとPAS リトルモア リチウムは、幼児2人同乗用自転車としての安全基準を満たした電動アシスト自転車。リトルモア リチウムには最初からチャイルドシートを装備している。
3機種とも、ギアポジションごとに最適なアシスト力を供給する「S.P.E.C.3」の搭載や、自転車部品の仕様向上などは、先行して発売されている2010年モデルと同様の改良が行われている。