NHK次期連続テレビ小説『てっぱん』(NHK総合ほか 9月27日~)の出演者が決定し、11日、NHK大阪放送局で発表会見が行われた。
発表されたのは、瀧本美織が扮するヒロイン・村上あかりを巡る主要キャスト。故郷の尾道であかりの成長を見守る父・錠を遠藤憲一が、母・真知子を安田成美が演じるほか、親友役にドラマ『とめはねっ!鈴里高校書道部』(NHK)で注目を浴びた朝倉あき、後に祖母の初音(富司純子)と暮らすことになる大阪で出会う人々に柏原収史、赤井英和、歌手の川中美幸ら豪華な顔ぶれが揃った。
安田は『春よ、来い』(1994~95年)のヒロイン役以来、2度目の朝ドラ出演 |
台本を読んだ感想を「こんなに笑えて泣ける本にはなかなか出会えない」と遠藤 |
瀧本は目下特訓中というヒロインの特技・トランペットを会見の冒頭で披露した |
遠藤は「奥さんと娘がこんなに美人で幸せ満点です。ありえねぇだろ!って感じなんですけど(笑)、なんとか馴染んでいけるようにがんばりたいと思います」と安田、瀧本に囲まれてホクホク顔?じつは20代のころ、朝ドラのオーディションを受けたことがあるとも明かし、「そのときは『朝の顔じゃない』と言われて落っこっちゃったんです。僕、今はそのころよりもっと怖い顔してんのに出てもいいんでしょうか?(笑)朝、テレビを見ているみなさんにも喜んでもらえるように精一杯がんばっていきたいです」と笑わせて会見を盛り上げた。一方、安田は「半年間、とても明るく快活なお母さんを演じられるのでとても楽しみにしています。この家族にたくさんの愛とエネルギー注ぎ込みたい」と母親役に意欲を見せていた。
そんな両親に瀧本は「とても渋くてかっこいい遠藤さん、とてもおキレイな安田さん、このお2人が私のお父さんとお母さんです!素敵なお2人に囲まれて幸せです!」と感激しきり。また、この日が初対面というキャスト陣を前に「テレビで見たことある方がいっぱいいて、ちょっとドキドキしていますが、豪華な方々が集まってくれたので、これでドラマおもしろくないわけがない!ということで、みなさん期待していてください!」と初々しい感想を交えながら作品をアピール。その姿に安田は「かわいくて元気で、とてもナチュラルでいいと思います!とても楽しくお仕事ができそうです」と目を細めていた。
なお、会見に出席したキャストのほか、ともさかりえ、尾美としのり、柳沢慎吾らが出演。収録は5月24日の尾道ロケからクランクイン予定。