「Dell Latitude 2110」

デルは10.1インチの教育機関向けノートPC「Dell Latitude 2110」を発表した。5月12日から販売され、最小構成価格は58,275円。

今回のモデルは、バッテリ駆動時間を約27%向上させ、6セルバッテリ使用時には最大約10時間の駆動が可能なほか、キートップが外れにくい抗菌・高耐久性キーボードを標準で実装させている。これらは、ユーザーからの要望を製品に反映させたものだ。また、オプションのWebカメラを130万画素の固定フォーカスから200万画素のオートフォーカスに変更したほか、液晶の画面表示方向を90/180/270度回転させることも可能になっている。

そのほか、1,366×768ドットに対応した高精細液晶をオプションで用意したほか、マイクや内蔵スピーカーの音質の向上を図っている。企業向けには、VDI(Virtual Desktop Infrastracture)端末として利用したいユーザーのために、OSにUbuntu Linux 9.10を採用したオプションも提供される。

本体カラーは黒、青、赤の3色展開

標準構成は、CPUがIntel Atom N470(1.83GHz)、メモリが1GB(DDR2)、HDDが160GB、ディスプレイは10.1インチ(1,024×600) LED液晶、OSがWindows 7 Starter(32bit)、ネットワークがギガビット対応有線LANとIEEE802.11b/g対応無線LANで、価格は64,050円。インタフェースは、USB 2.0×3、D-Sub、ヘッドホン、マイク。外形寸法がW265×D187×H22.5~39.9mm、最小重量が1.29Kg。バッテリ駆動時間は4時間54分(3セルバッテリ使用時)。