エプソンは12日、インクジェットプリンタの新製品として、カートリッジレスインクジェットプリンタ「EC-01」を発表した。約8,000枚印刷できる大容量インクパックをプリンタ本体に内蔵し、インク補充でプリンタ本体を再利用することで、環境負荷・使用コストを低減できる。価格はオープンで、参考価格は64,980円。5月20日より発売する。

「EC-01」

補充可能なインクパックをプリンタ本体に内蔵するインクカートリッジレスのカラープリンタ。家庭での印刷から、オフィスでの文書やハガキ・封筒の印刷、チラシ・POPなどの販促ツールの印刷まで、幅広い用途での利用を想定している。インクが限界値に達した後は、ユーザーから預かったプリンタにインクを補充して返送する「インク補充サービス」を利用することになる。

プリンタ本体を含めた印刷コストは、A4カラー1枚あたりで約8.2円。インク補充サービスのサービス料金は52,500円で、A4カラー1枚あたり約6.6円に相当する。インタフェースはUSBで、メモリカードスロットも搭載。本体サイズは収納時430×341×170mm、使用時430×491×284mm。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7。

なお、EC-01に、「2回までのインク補充サービス」と「購入同時1年保守」がセットになった「インクおかわり2回パック」モデルも販売する。価格はオープンで、参考価格は129,980円。同モデルでは、A4カラー1枚あたりの印刷コストは約5.5円と、さらに印刷コストを低減できる。