お笑いコンビのはんにゃが「MONO-KAKI大賞」のスペシャルサポーターに就任し、11日、東京・神保町花月で記者会見を行った。

スペシャルサポーターに就任したはんにゃ(左が川島章良、右が金田哲)。「書きたいことを書く! それが『MONO-KAKI大賞』」と同賞をPR

吉本興業と小学館の週刊漫画誌『ビッグコミックスピリッツ』、ニッポン放送『オールナイトニッポン』との合同プロジェクトとして設立された「MONO-KAKI大賞」では、シナリオ部門とショートストーリー部門の2部門で募集を行い、大賞には賞金が贈られるほか、神保町花月での公演化や、「ビッグコミックスピリッツ」で漫画化されるチャンスもあるという。

無名時代から神保町花月の舞台に立ち、今年4月から『オールナイトニッポン』のパーソナリティーを務めていることが縁でスペシャルサポーターとなったはんにゃは、同賞について「絶対に負けられない戦いですよね。才能あふれる新しい作家さんが出てきてほしいし、その方の脚本で僕らも舞台に立ちたい」(金田)、「サポーターを務める以上、ぜひ今後の仕事で僕らを使ってほしい!」(川島)とコメント。だが2人とも作家の才能はないと自覚しているようで、「ネタ作りは僕の担当だけど、ストーリーとかほとんど関係なくて『こんな人がいたら面白いな』というのがパーンと降りてくる感じです」と金田。以前は2人でネタを作ったこともあったが、「川島君は僕より4つ年上だし、文章力あるのかなと思っていたのに、あまりにもぶっ飛んだことを言い出すんですよ。『そこで宇宙に飛んでったらいいんじゃない?』とか(笑)。それで急遽僕が1人で書くことになりました」(金田)と明かすと、川島も苦笑いを浮かべていた。

「MONO-KAKI大賞」の応募期間は、8月31日までとなっている

また、ショートストーリー部門のテーマである「魂(スピリッツ)が震えたイイ話」にちなみ、「山田花子さんの結婚に魂が震えたのでは?」と聞かれた2人は、「本当にびっくりしました! おめでとうございます」と祝福のコメントを寄せた。「(結婚は)まったく聞かされていなかったけど、最近ちょっとトランペットの音色がセクシーになったのを感じました」という川島の言葉に、「完全に適当に言ってるだろ!」と金田が突っ込む一幕もあった。