カシオ計算機は11日、G-SHOCKの新モデルとして、耐久性に優れたカーボンファイバーをバンドに採用した「GW-S5600」を発表。6月30日より順次発売する。価格はGW-S5600が31,500円、黒の反転液晶を採用したGW-S5600Bが33,600円。

角型フォルムの「5600」シリーズ最新モデル「GW-S5600」。バンドの表面は、カーボンファイバーが見えるように透明で光沢感のある樹脂を採用している

初代モデル「DW-5000C」の角型フォルムを継承する「5600」シリーズの最新モデルとなる、GW-S5600。これまで耐衝撃性能をベースに、機能や構造、デザインを進化させてきたG-SHOCKだが、同モデルでは航空機やロケットなどで使われているカーボンファイバーを機能素材として採用した。

新たに開発された「カーボンファイバーインサートバンド」は、樹脂バンドの中に高い強度を持つ炭素繊維を織り込んで封入し、ケースとの結合部分になるバネ棒周りや、美錠周り、遊環など、バンド全体にわたって耐久性を高めたもの。裏蓋や美錠、ボタン、ビスにはチタンを採用することで、軽量化を実現している。

白い文字をバンドに印刷することでモノトーンを強調した「GW-S5600」(6月30日発売)

黒の反転液晶を採用したほか、アクセントとして赤い文字を採用した「GW-S5600B」(7月31日発売)

このほか、世界6局の標準電波(日本2局、米、英、独、中)を受信する「マルチバンド6」やタフソーラーなども装備する。カーボンファイバー採用G-SHOCKの開発秘話はこちら