先週末に全米で公開されたアベンジャーズシリーズ、映画『アイアンマン2』の興行収入(5月7~9日)が1億3360万ドル(約123億円)を記録し、初登場1位を獲得。『アバター』、『アリス・イン・ワンダーランド』を上回る本年度最高のオープニング新記録を樹立した。この記録は歴代5位になるという。

『アイアンマン2』で主演を務めたロバート・ダウニー・Jr.(左)とグウィネス・パルトロウ

イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア、韓国、などでも初登場1位を獲得するなど、公開中の53カ国すべてで前作『アイアンマン』を上回る数字を記録し、全世界興収はすでに3億2760万ドル(約303億円)で、驚異的なペースで躍進を遂げる大ヒットとなっている。

同作は、世界興収600億円以上を記録した映画『アイアンマン』の続編。ヒーロー"アイアンマン"であり、軍需産業のスターク社社長で天才発明家でもあるトニー(ロバート・ダウニー・Jr.)は、国にパワードスーツは武器であると指摘され、スーツを国に受渡すよう命じられてしまう。さらに、トニーの前に次々と新たな敵が現れ、その上、トニーの身体は自らの胸に埋め込んだパワードスーツのエネルギー源であるリアクターの悪影響を受け始めるというストーリー。

『アイアンマン2』は、6月11日よりTOHOシネマズ スカラ座ほかで全国ロードショー。