大阪証券取引所は6日、2010年4月の売買状況について発表した。
これによると、2010年4月のFX取引『大証FX』の取引高は、前月比30.9%増の140,397単位、取引金額は同36.7%増の1,505億円だった。2009年7月の取引開始以来初めて、月間取引高が3カ月連続で前月を上回った。
2010年4月の先物取引は、「日経225先物」の取引高が前月比22.4%減の1,638,320単位、取引金額が同18.4%減の18兆2,388億円、「日経225mini」の取引高が前月比12.8%増の9,496,966単位、取引金額が同18.2%増の10兆5,657億円だった。
また、新興市場の売買の回復傾向も見られた。JASDAQ・NEO合計の2010年4月の月間売買代金は6,056億8,100万円となり、2007年12月の6,755億3,600万円以来の6,000億円台を回復した。
さらに、2010年4月のイブニング・セッション(ES)の取引高は、222万5,427単位と過去2番目の取引高を記録。対日中取引比率は17.67%と過去最高を更新した。