インヴァスト証券はこのほど、有価証券店頭デリバティブの分別管理義務化および制度改正に伴い、「インヴァストCFD」において取扱い中の米国ドルインデックス先物(DXxx)を6月14日をもって停止すると発表した。

米国ドルインデックス先物(DXxx)については、原資産が為替に相当すると考えられ、原資産を株価指数とするCFDなどと異なることから、「管理コストの大幅な増加が見込まれる」(インヴァスト証券)。このため同社では、現在取引中の限月「DXM0(6月限)」をもって、取扱いを停止することにした。最終取引日は、6月14日23時16分となる。

また同社は5月17日から、「インヴァストCFD」の商品先物CFDにおいて、「シカゴコーン(ZCxx)」「シカゴ大豆(ZSxx)」「シカゴ小麦(ZWxx)」「NY砂糖(SBxx)」の穀物4銘柄の取扱いを開始する。これまで同社は、上記4銘柄が深夜のみ取引可能な銘柄であったことから取扱いを見送っていたが、同社トレードツール提供会社であるGFTが日中の取引も可能になることから、取扱開始を決定した。

いずれも1単位からの取引が可能で、スプレッドは、「シカゴコーン」が8~、「シカゴ大豆」と「シカゴ小麦」が2~、「NY砂糖」が0.06~。必要保証金率は全て10%。取引時間などの詳細は同社提供のPDFまで。