映画『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』が初日を迎え、5月1日、東京・有楽町の丸の内TOEIで哀川翔、仲里依紗、田中直樹(ココリコ)、ガダルカナル・タカ・脚本の宮藤官九郎、三池崇史監督らが舞台挨拶を行った。

映画『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』の初日舞台挨拶を行った哀川翔(右)と仲里依紗

クランクインから今日まで、撮影や宣伝などで休む暇もなかったという哀川は「本当に長い闘いでしたよ。やっと初日を迎えることができ、ホッとしました」と安堵の表情を見せ、セクシーなコスチュームで公開前から話題を集めたゼブラークイーン役の仲里依紗は「やっと映画が公開になって、私もゼブラークイーンから卒業できたかな? と思ったら、まだまだ歌の収録があるんですよ」と笑顔。「東京がゼブラシティになるように大ヒットになればいいですね」と映画のヒットを祈願した。

また、この日は三池崇史監督が仲に花束を贈呈。三池監督から「今まで感じたことのない感性を感じさせる女優さん。変な男に会ってドロップアウトしないでね。どんなに疲れていても『別に』とか言わないように(笑)」とアドバイスをもらった仲は「そんなこと言わないですよ(笑)」と即否定。最後には「皆さん、何回も見てゼブラークイーンのファンになって下さい!」とアピールし締めくくった。

2004年に公開された『ゼブラーマン』の続編となる同作。2025年のかつて東京と呼ばれた"ゼブラシティ"を舞台に、再びゼブラーマンに変身した小学校教師の市川新市(哀川)が、全世界に君臨しようと企むゼブラクイーン(仲)と壮絶な戦いを繰り広げる。

2009年10月24日のクランクインから200時間のワイヤーアクション、撮影開始から190日間に及ぶ1000時間以上の宣伝活動などでギネスに申請することから、関係者が用意した申請書に、哀川が巨大な印鑑で押印した