西武ホールディングスは28日、系列のプリンスホテルが運営する、グランドプリンスホテル赤坂の営業を2011年3月31日をもって終了することを発表した。
建築家・丹下健三氏が設計した「新館」とクラシカルな「旧館」の2棟からなるグランドプリンスホテル赤坂は、1955年に開業(2007年「赤坂プリンスホテル」から改称)。「赤プリ」という愛称で親しまれてきた。
同社は、営業終了の理由として「施設の老朽化による、競争力の低下」を挙げており、「当該地区においては、土地等の保有資産の最大有効活用を図るべく、不動産開発を含め、さまざまな検討を行っていく」としている。