5月15日公開の映画『書道ガールズ わたしたちの甲子園』のイベントが27日、東京・池袋サンシャインシティで行われ、キャストの成海璃子、山下リオ、桜庭ななみらが登場。書道パフォーマンスを披露した。

書道パフォーマンスを披露した成海璃子

同作は、製紙業がさかんな愛媛県・四国中央市を舞台に、高校の書道部の女子メンバーが、街に活気を取り戻そうと「書道パフォーマンス甲子園」を企画し、その実現に向けて書道に取り組む姿を描く青春ストーリー。愛媛県立三島高校に通う書道部の部員たちがモデルになっており、2008年7月に同市で行われた「書道パフォーマンス甲子園」は、全国ネットで放送されて反響を呼んだことをきっかけに映画化が決定。成海をはじめ、キャストたちはクランクイン前より書道の稽古を始め、書道パフォーマンスのシーンは吹き替えなしで撮影された。

この日、サンシャインシティの噴水広場には巨大な半紙が用意され、成海、山下、桜庭、高畑充希、小島藤子の5人が、主題歌を歌うファンキーモンキーベイビーズのライブに合わせて書道パフォーマンスを披露。成海は墨汁を付けた状態だと20kgはあるという巨大な筆で力強く書いていった。

登場時は緊張した面持ちを見せていた成海だったが、パフォーマンスは無事成功。成海は汗を流しながら「今までで一番緊張しましたが、自分の力を精一杯出し切りました」と感無量の様子。また、山下は「すごいとしか言いようがないです」と興奮気味で、桜庭は「私は桶を持っていたので、こぼしたらどうしようと、緊張しました」と笑顔を見せていた。

完成した書をバックに記念撮影