カシオ計算機は27日、イルカやクジラの生態に関する調査・研究や、教育活動などの環境保全活動をサポートするため、G-SHOCKとBaby-Gより「イルカ・クジラ・エコリサーチネットワーク」モデルを発表。発売は6月26日で、「GW-9110K」が31,500円、「BGD-1000K」が22,050円。

同社では、1994年に日本で開催された「第4回国際イルカ・クジラ会議」より、G-SHOCKとBaby-Gの協賛モデルを販売。売上金の一部を「アイサーチ・ジャパン(国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター)」に寄付している。

「イルカ・クジラ・エコリサーチネットワーク」モデルとして発表された「GW-9110K」(左)と「BGD-1000K」。両モデルで太陽光や蛍光灯の光でも発電するソーラー充電システム「タフソーラー」を搭載

アイサーチ・ジャパンは、1991年に設立された非営利団体。「知る」「会いに行く」「大切にする」という3つのステップでイルカ・クジラと自然のすばらしさを伝え、大切にする活動に取り組んでいる。

今回発表されたイルカ・クジラ・エコリサーチネットワークモデルは、美しい海を表現したという濃紺のスケルトンバンドを採用。防錆構造を持つGULFMANをベースとする「GW-9110K」では、波しぶきをイメージした白をフェイスカラーとしたほか、ELバックライトやバンドに、クジラのイラストをあしらった。また、Baby-G「BGD-1000K」では、フェイス周りのリングとバンドにアクセントカラーとしてピンクを採用。ELバックライトやバンドに、イルカのイラストをあしらっている。

なお両モデルとも、裏蓋に「Love The Sea And The Earth」のメッセージを具現化したシンボルマークを刻印している。