学校法人 博多学園は、5月末より博多高等学校の学生と教職員を対象に「iPad」を100台導入し、電子書籍化された副教材を活用した次世代型eラーニングなどを開始すると発表した。iPadを高等学校の学生・教員に無償貸与するのは、博多高等学校が国内初。
2011年に創立70周年を迎える博多学園では、学園が運営する博多高等学校/福岡医科歯科技術専門学校/博多幼稚園/他6園において新たな教育スタイル構築に取り組んでおり、博多高等学校における「iPadを活用した次世代型eラーニング」もその一環。
モバイル端末と電子書籍を活用することで、最先端技術との交流、従来紙媒体だけでは伝えにくかった点の補強、反復学習促進、学生と教職員の双方向性とリレーション強化などが可能になると考え、iPadの導入/無償貸与を決定したとしている。iPadの機能を活用した英語教材の開発導入、教職員のスケジュール管理や生徒情報、授業情報の共有/活用、テストの実施/採点なども行われるという。
また、順次各教材の電子書籍化を行うとともに、iPadが備える機能を最大限活用したシステムを、ECSコンサルティングと笑おう!!日本!が協力の上展開する。