エレコムは、高熱伝導性グラファイトシートの効果によりノートPC内部の蓄積熱を効率よく放熱する冷却パッド「冷え冷えパッド」(「SX-PD」シリーズ)を発表した。ラインナップは、10.4型ワイドサイズまで対応の「SX-PD104」(パッド2枚添付)、14.1型ワイドまでの「SX-PD141」(パッド3枚添付)、16.4型ワイドまでの「SX-PD164」(パッド4枚添付)。価格は、SX-PD104が1,680円、SX-PD141が2,415円、SX-PD164が3,150円。発売は5月中旬。
ノートPCには、本体内部にファンを搭載し温度を調節するモデルがあるが、気温が高くなる夏は、ファンのみで温度の上昇を抑えることが難しい場合もある。このため気温の高い時期には、PCの温度上昇を緩和する対策が必要になりやすい。冷え冷えパッドは、ノートPC底面の発熱しやすい場所に貼るだけで蓄積熱を効率的に放熱し、本体を冷却することが可能。
パッドに採用している高熱伝導性グラファイトシートは、面方向において銅の約2倍、アルミの約3倍の熱拡散率を備える他、異方性の熱伝導率により熱を拡散させながら放熱する効果があるため、ノートPC内部の蓄積熱を放熱できる。また1枚あたり約1.6g、薄さ約1mmと軽量コンパクトで、装着感を気にせずノートPCを操作できる(一度貼り付けたパッドを、はがして再度取り付けることはできない)。