品薄が続くGeForce GTX 480
まずは「GeForce GTX 480」「GeForce GTX 470」の話題。今週は、MSI、ELSAからも、搭載グラフィックスカードが登場した。いずれもリファレンス準拠のモデルとなる。価格は以下の通り。
メーカー | GTX 480 | GTX 470 |
---|---|---|
MSI | 62,000円前後 | 42,000円~44,000円前後 |
ELSA | 69,000円~70,000円前後 | 50,000円前後 |
依然として品薄傾向ではあるが、以前よりは状況はかなり良く、店頭でGTX 480カードを見かけることも増えてきた。だが、それでも「入荷したGTX 480は大体当日中に売り切れる」という声もあり、まだまだ需要には追いついていないようだ。
また今週末は、25日(日)にNVIDIAのイベントが開催される。場所はカフェソラーレ・リナックスカフェ秋葉原店。弊誌コラム「3Dグラフィックス・マニアックス」でもお馴染みの西川善司氏によるトークセッションや、製品購入者を対象とした抽選会などが行われる。イベントの詳細については、以下のWEBサイトを参照して欲しい。
NVIDIA GeForce GTX 480/470 Debut
http://nv-event.jp/
最速クラスのRadeon HD 5870
GIGABYTEからは、オーバークロック版のグラフィックスカードが2種類登場している。
Radeon HD 5870を搭載する「GV-R587SO-1GD」は、リファレンスでコアクロック850MHzのところを950MHzまで高速化したモデル。このために、ツインファンのオリジナルVGAクーラーが搭載されており、17%性能を向上しつつ、静音化も果たしたという。価格は57,000円前後。
ちなみに、GIGABYTEというと品質規格「Ultra Durable」であるが、この製品は「Ultra Durable VGA PLUS」に準拠。お馴染み2オンス銅箔層などに加えて、ノイズを抑えるデカップリングデバイス「Proadlizer」を5個も搭載、オーバークロックに適した低インピーダンス特性を実現したという。
一方、Radeon HD 5850を搭載する「GV-R585OC-1GD」は、コアクロックが725MHzから765MHzに向上したモデル。同様のツインファンVGAクーラーを搭載するが、こちらのヒートパイプは3本に減らされており、基板も通常の「Ultra Durable VGA」になっている。