NTTドコモは、FOMA携帯電話「docomo PRIME series F-04B」のオプション品として、写真や動画、文書データなどを投影できる「プロジェクターユニット F01」(富士通製)を4月30日より発売する。価格はオープン、市場想定価格は2万円台後半。全ドコモ取扱店で販売する。

F-04Bは、3.4インチフルワイドVGAディスプレイを搭載したスライドタイプの携帯電話で、合計3つのスタイルで操作することができる。スライド部を引き出して、テンキーを使用するスタイル、スライド部を閉じてディスプレイをタッチして操作するスタイル。これに加えて、端末本体をディスプレイユニットとキーユニットの2つに分離して使用する「セパレートスタイル」も利用可能だ。

プロジェクターユニット F01

30日より発売するプロジェクターユニット F01は、F-04Bのディスプレイユニットに接合することで、DLP方式の小型プロジェクターとして利用できる製品。Word/Excel/PowerPointなどの文書データ、ワンセグ、写真、動画、ゲームなど、画面に表示できるすべてのコンテンツが投影できる。加えて、プロジェクターユニット単体での利用も可能で、同梱のケーブル(試供品)で接続すれば、デジカメやPCからの出力映像も投影できる。

docomo PRIME series F-04B (富士通製)

寸法・重量は約114×51×16.4mm(ユニットカバー装着時約19.6mm)・約88g。連続投写時間は標準輝度で約120分、最低輝度で約160分。充電時間は約150分。解像度はフルワイドVGA(854×480ドット)。スクリーンサイズは約5~66インチ、投影距離は約23~320cm。ピント調整はダイヤル式となっている。