ティアックは4月21日、据え置き型のMDレコーダー「MD-50S」を発表した。発売は4月30日を予定しており、5万2,500円。

「MD-5MK2」の後継モデル「MD-50S」。機能面での変更はないが、MD-5MK2ではセンターに配置されていたMDメカが左側へ移されている

MD-50Sは、MD-5MK2の後継モデル。フルサイズのMDデッキとしては貴重な存在だ。MD-50Sは、MD-5MK2の製造が終了してしまったため、新たに製品化したモデルとのことで、機能面では、MD-5MK2から変更されていない。従来機同様、MDLPに対応しており、標準録音の2倍/4倍といった長時間のステレオ録音が可能。また、PC用のPS/2キーボードを接続して、曲のタイトルなどを入力することも可能となっている。また、48/32kHzから44.1kHzへのサンプリングレートコンバーターを搭載。再生時に0.1%単位で+-12%まで可変できるピッチコントローラー、編集時に便利なマルチジョグコントローラーなども採用されている。 本体サイズは、幅435mm×高さ101mm×奥行き309mm。質量は3.8kg。入出力端子は、アナログ、デジタル(光)を各1系統、さらにヘッドホン出力(標準ステレオジャック)を1系統装備する。