FXオンラインジャパン アナリストチームが最新のデイリーレポートをお届けする。昨日も米国の企業の好決算を背景に米国の株式市場は上昇。これを受け、ドル円は93円前後と少し円安基調が強まっている。
欧州ではEU、IMF、ECBがギリシャの支援についての協議が21日より開始される。そろそろ市場の不安感を拭いたいところだろう。
テクニカル
1時間足でフィボナッチをかぶせてみると、23.60%レベルの92.97がしっかりと守られていることがわかる。このとこから、短期スパンでは再度上をトライするような流れか。逆に23.60%レベルを下抜けてしまうのであれば、38.20%レベルの92.71と50.00%レベルの92.50と比較的ネクストターゲットをイメージし易い形状となっている。
尚、下のストップロスに関しては、91円半ばと90円を割れた水準で観測されている。仮に上を目指すのであれば、直近高値93.39を抜ける事が出来るかが焦点として浮上しよう。この水準には、20日移動平均線が93.30前後に位置しており、ドルの上値を抑える可能性がある。
尚、RSIは65辺りで少し買いの方に過熱感が見える程度。70を抜けてくるようであれば、逆張りのショートで様子をみたいところ。