パイオニアは20日、ネットワーク対応機能を充実さたブルーレイディスクプレーヤー「BDP-LX53」と「BDP-330」の2機種を5月下旬に発売すると発表した。価格は、BDP-LX53が7万6,500円、BDP-330はオープンで推定市場価格は2万5,000円前後。

「BDP-LX53」

今回発表された2機種は、インターネットに接続してBDの特典映像や字幕情報などを表示するBD-LIVEに対応し、「YouTube」のコンテンツ再生機能やニュースを自動的にテロップ表示する「RSSリーダー」も搭載したブルーレイディスクプレーヤー。ほかにも、7月に発売予定のUSB無線LANアダプターへの対応や、最新のファームウエア更新情報を自動的に知らせる「Webアップデート機能」といった、ネットワーク対応機能が充実している。

また、iPhoneやiPod touchからリモコン操作が可能になる同社オリジナルアプリケーション「iControlAV」に対応。iPhoneやiPod touchに「iControlAV」をインストールすると、同製品の再生や停止といった基本操作が可能になる。

「BDP-330」

出力解像度は、 BD映像のフィルム的な質感を引き出すという「1080 / 24p出力」に対応し、DVDの映像信号を1080 / 60pにアップスケーリング出力する機能も搭載。同社対応AVアンプとHDMI接続することにより、CDやBDの音声伝送時に発生するジッター(信号の時間的なズレや揺らぎ)を最小化するジッターフリー伝送「PQLS」機能にも対応する。

BDP-LX53には、振動制御性能に優れた新設計の「アーマードシャーシ」が採用されたほか、「金メッキHDMI端子」や「高音質コンデンサー」、電力の瞬時供給能力を向上させる「極太電源ケーブル」など、音質にこだわったパーツが使用されているとのこと。

本体サイズと重さは、BDP-LX53が420(W)mm×72.5(H)mm×228(D)mmで3.3kg、BDP-330が420(W)mm×68(H)mm×228(D)mmで2.5kg。