ライカカメラジャパンは20日、コンパクトデジタルカメラ「ライカ V-LUX 20」を4月下旬に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は7万6,000円前後。
同製品は、35mm判換算で25~300mm相当の光学12倍ズームレンズ(ライカ DCバリオ・エルマー)と有効画素数1,210万画素の1 / 2.33型CCDを搭載し、風景撮影やマクロ撮影、望遠撮影などの様々なシーンに対応するというオールラウンドなコンパクトデジタルカメラ。
凹凸のないすっきりとしたフォルムのコンパクトボディは、人間工学に基づいたデザインとなっており、操作部のレイアウトは使いやすさを配慮したとのこと。暗い場所での撮影の手ブレも抑える光学式手ブレ補正機能や多種多様なオート機能を持ち、気軽に写真撮影が楽しめるという。
動画の撮影は、1280×720(60fps)のハイビジョン画質に対応。動画撮影中も、顔認識、シーン自動判別、自動露出などのインテリジェントオートモードが利用でき、加えてズーム機能を使った撮影も可能となっている。また、インターフェイスとしてmini HDMI(タイプC)やアナログビデオ用専用ジャック(14ピン)も装備する。
同社のデジタルカメラとしては初となるGPS機能を搭載し、自動的に撮影した場所と現地時間がExifデータに記録される。GPSによる情報が現在地と異なる場合は近隣の地名情報に変更することも可能で、表示や記録が行えるPOI(位置情報)は173カ国50万件以上。
記録メディアはSD / SDHC / SDXCカードに対応。電源には充電式リチウムイオンバッテリーを使用し、撮影可能枚数は300枚。本体サイズは約103(W)mm×62(H)mm×33(D)mmで、バッテリーとメモリーカードを含んだ重さは約218g。また、専用レザーケース(1万500円)も5月中旬に発売が予定されている。