トヨタは19日、ウィッシュ「1.8S」を一部改良して燃費を向上したほか、特別仕様車「1.8X"HIDセレクション"」を追加して発売した。価格は、1.8Sが209万円、特別仕様車1.8X "HIDセレクション"が188万円(FF)と207万9,500円(4WD)。
今回の改良では、1.8S 2WDモデルにて、バッテリーやオルタネーターの制御などを改良し、燃費を従来比+0.4km/Lの16.4km/Lに向上、「平成22年度燃費基準+25%」を達成した。これにより、すでに認定を取得している「平成17年度基準低排出ガス75%低減レベル」とあわせ、「環境対応車普及促進税制」により自動車取得税と自動車重量税が75%(従来は50%)減税される。なお、メーカー完成車「ウェルキャブ」についてもベース車と同様の改良が施された。価格は、229万8000円~236万8000円。
同時に発売される特別仕様車は、1.8Xをベースにディスチャージヘッドランプ(プロジェクター式ロービーム、オートレベリング機能付き)、コンライト(ライト自動点灯・消灯システム)、運転席助手席アームレスト(ベース車は運転席のみ設定)を装備、さらに本革巻きステアリングホイールやシフトノブを採用し、上質感を高めているという。ボディカラーには、特別色ブラッキッシュレッドマイカを含む、全5色が用意される。