ひまわり証券が販売しているシステムトレード用売買システムを紹介する「システムトレード紹介」の先物編第4回。同社では、システムトレード用売買システムとして、24本の先物対応システムと10本のFX対応システムを販売している。今回は、West Village Investment開発の『Perry』を紹介する。
「Perry」は、海外指標をインジケーターとして利用することにより、日経225先物の1日の方向性を予測し、トレードを行うデイトレーディング・システム。エントリーは1日1回、エントリー後はロスカット、トレイリング・ストップ、エグジット(手仕舞い)が設定されている。「トレイリング・ストップ(ブレイクイーブン +10円)を設定することで、大きな利益を損失に変えないための手段として有効」(West Village Investment)という。
ルールはシンプルで、カウンタートレンド(逆張り系)とブレイクアウト(順張り系)の2通りの戦略のみから成り立っている。「日経225先物を先導するインジケーターを利用したロジックは、現時点の日経225先物でのエッジ(優位性)であると考えている」(同社)。
ロジック開示型のため、トレーダーが自分なりにルール変更を行うことも可能。また、現在使っている手法などをシステムに付け加えることで、"顧客自身のPerry"を構築することもできるようになっている。
『Perry』資産曲線(※2002年1月~2007年8月末の価格データよりWest Village Investmentが検証。検証結果は過去のデータであり、将来の実績及び確実な利益を保証するものではない) |
検証結果は、以下の通り。
すべてのトレード | 買いトレード | 売りトレード | |
---|---|---|---|
累計損益 | 17,490,000 | 8,590,000 | 8,900,000 |
総トレード回数 | 817 | 402 | 415 |
勝率 | 57.16% | 56.22% | 58.07% |
プロフィット・ファクター | 1.71 | 1.64 | 1.8 |
最大ドローダウン | -670,000 | -850,000 | -750,000 |
West Village Investmentの西村貴郁代表取締役と岩本祐介取締役 システム・アナリストへのインタビュー記事はこちら!!