デルタ航空は16日、中国東方航空が国際航空連合スカイチームへの参加に向け、覚書に調印したことをうけて、コメントを発表した。
同社の最高経営責任者、リチャード・アンダーソン氏は、「中国東方航空のような世界有数の航空会社が、デルタ航空およびスカイチーム加盟航空会社とともに将来の成長と成功を目指すという判断をされたことを、光栄に思います」とのコメントを出し、中国東方航空の「スカイチーム加盟」を歓迎する意向を表明。
また、「成長を続ける上海空港をハブとする中国東方航空の広範なネットワークにより、デルタ航空は既存の中国路線を補完することができるとともに、世界で最も高い成長率を誇る地域において、お客様のアクセスを向上することができます」と期待感をにじませた。
デルタ航空は、スカイチームの創立メンバーであり、大西洋路線においてエールフランス-KLMとともに、共同事業を展開している。また、アトランタ、シンシナティ、デトロイト、メンフィス、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク(JFK)、ソルトレイクシティ、パリ(シャルルドゴール)、アムステルダム、東京(成田)をハブ空港とし、提携航空会社と合わせて一日に1万6,000便以上のフライトを運航している。