当該ユーザーとJobs氏とのやり取りをまとめたスクリーンショット

今夏の配布が予定されている最新の「iPhone OS 4」だが、iPhone 3Gと3GS、そして第3世代以降のiPod touchでの対応が発表されている一方で、GSMのみをサポートした初代iPhone(日本未発売)についてはアナウンスがなかった。だが米Apple CEOのSteve Jobs氏によれば、もはやサポート対象外であり、アップデートは提供されないという。

今回の話題は、もはや恒例となりつつあるユーザーからの質問メールへのJobs氏の直接回答に由来するものだ。Mac Storiesによれば、ドイツ在住のあるユーザーが初代iPhone(ここでは「iPhone 2G」となっている)の将来のOSアップデート計画について質問したところ、同氏からシンプルに「Sorry, no.」という回答が戻ってきたという。

マルチタスクなど、すでに第2世代のiPhone 3Gで未サポートの機能も出てきており、ハードウェア耐用年数が間もなく3年に達することを考えれば(おそらく、ヘビーに使っているユーザーはバッテリに大きな問題を抱えているだろう)、すでに諦めがつき、次の第4世代iPhone購入を考えているユーザーも多いかもしれない。なお、このやり取りのスクリーンショットは当該ユーザーのTwitter投稿で確認できる