ビー・エム・ダブリューは、MINIブランド初の4ドアのクロスオーバーモデル「MINI Crossover」と「MINI Cooper S Crossover」を来春発売すると発表した。価格や仕様などは未定。

MINI Crossover

Crossoverは、ハッチバックの「MINI」、オープンモデルの「Convertible」、ロングボディの「Clubman」に続く4番目のモデルとした投入されたモデルで、海外では「Countryman」として発表されていた。ハイパフォーマンスモデルの「MINI Cooper S Crossover」には、MINIとして初めて、オプションで4WDシステム「MINI ALL 4」を搭載できる。

左が「MINI Crossover」で、右が「MINI」通常モデル。ヘッドライトやグリルデザインなどが異なることがわかる

右サイドビュー

左サイドビュー

フロントビュー

リアビュー

MINIとして初の4ドアモデル

リアシートを倒せば、ラッゲージスペースは最大で1,170Lとなる

シートポジションはハッチバックモデルよりも高い位置に設定することで、走行上の安心感を向上したという。インテリアでは、従来のセンターコンソールにかわって、前席から後席にかけて室内を前後に伸びる「MINIセンター・レール」が装備され、はめ込み式のエレメントによって、、小物入れやカップホルダー、外部オーディオ機器などを自由に組み込める。シートは4脚が標準装備されるほか、オプションとして後席に3人掛けのベンチシートが用意される。標準のシートでも個別のリクライニングが可能なほか、ベンチシートでも4:2:4の割合でリクライニングが可能。バックレストを収納すると、ラッゲージスペースを標準の350Lから1,170Lに拡大できる。

なお、いずれも仕様はドイツ国内向けモデルで、国内仕様は変更される可能性がある。