Vivienne Tamの衣装に身を包み登場した西山茉希さん

既報のとおり、日本HPは蝶をモチーフにしたデザイナーズ・ミニノート「HP Mini 210 Vivienne Tam Edition」を発表した。記者発表では、モデルの西山茉希さんがPCと同じ蝶をモチーフにしたVivienne Tamの衣装に身を包み登場した。

ファッションデザイナーであるVivienne Tam(ヴィヴィアン・タム)さんデザインによるHP Miniは、初代の「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」に次いで今回で2台目。前回は、赤をベースに、しゃくやくの花をモチーフにしたデザインだったが、今回はゴールドをベースに蝶をモチーフにデザインになっている。「HP Mini 210 Vivienne Tam Edition」は、「Vivienne Tam Spring/Summer 2010 Collection」の一環としてデザインされており、「Butterfly Lovers」がテーマとなっている。「Butterfly Lovers」は、かなわぬ恋の果てに亡くなった二人が蝶になって結ばれるという、中国の古い民話がベースとなっている。

デザイナーズ・ミニノート第1弾「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」

デザイナーズ・ミニノート第2弾「HP Mini 110 by Studio Tord Boontje」

「HP Mini 210 Vivienne Tam Edition」は、全国の量販店や日本HPのオンラインストア「HP Directplus」で販売されるが、全国のVivienne Tamショップで製品展示が行われるほか、青山、六本木、代官山、神戸のVivienne Tam直営ショップでは、4月15日から予約販売が行われる(合計限定100台)。こちらの予約販売では、特典としてオリジナルのノートカバーがプレゼントされる。

Vivienne Tamの六本木店に展示されている「HP Mini 210 Vivienne Tam Edition」

Vivienne Tam直営店で予約した人にプレゼントされるオリジナルのノートカバー

西山茉希さんに今回のノートPCを説明する日本HPの室裕明氏(右)

「HP Mini 210 Vivienne Tam Edition」のプロダクトマネージャである日本HPの室裕明氏は、デザイナーズ・ミニノートのコンセプトを「ファッションとテクノロジーの融合」と語る。3台目となるVivienne Tam Editionでは、単に天板のデザインだけでなく、同じデザインを施したマウスが添付されるほか、オリジナルの壁紙やアイコンも用意される。Windowsのスタートメニューも蝶のアイコンに変更されており、クリックすると蝶が羽ばたくという凝った仕様になっている。また、パッケージにもこだわり、本体がゴールドの内箱に収められるほか、マイクロファイバー製のスリーブケースも付属する。西山茉希さんも「ゴールドはいろいろとコーディネートできますね。パソコンのプレゼントブームが来るかもしれません」とコメントしていた。

オリジナルの壁紙と蝶のアイコンが採用されたスタートメニュー

ゴールドの内箱とマイクロファイバー製のスリーブケース

アイソレーションタイプのキーボード。Enterキーには喜びが重なるおめでたい言葉である「喜喜」が刻印されている

オリジナルアイコン

女性をターゲットとした今回のPCでは、女子大生によるプロモーションも展開される。首都圏を中心とした女子大生が、使い方を記載した小冊子を、Vivienne Tamオリジナルのノートとともに1万冊配布するほか、「HP Mini 210 Vivienne Tam Edition」のプレゼントもある。また、6月に公開予定の映画「セックス・アンド・ザ・シティ2」の中では、「HP Mini 210 Vivienne Tam Edition」が使われているという。