バンダイは13日、望遠鏡型天体観測シミュレーター「HYPER TELESCOPE~天体図鑑」を、2010年5月29日(土)に発売すると発表した。「HYPER TELESCOPE~天体図鑑」は、、望遠鏡型の本体を覗き、中の液晶画面を見ることで、時間・場所を問わず天体観測が楽しめる商品。価格は20,790円。
本体内に、あらゆる方向・動きを計測する3軸磁気方位センサーと3軸加速度センサーを搭載。観測したい方向(上下左右)に動かすと、覗いている中の液晶画面もその動きに合わせて360°連動し、移動する。これにより、液晶画面には実際と同じ天体が映し出されるので、まるで本物の天体観測をしている気分が味わえるという。
また、本体を足元の方向に向けると、地表を突き抜けて、普段見ることができない南半球の星空を眺めることも可能なほか、時間や場所を設定するだけで、過去や未来(1900年から2100年まで)のあらゆる天文現象を見ることもできる。
なお、付属ケーブルを利用してTV画面に表示し、家族みんなで皆既日食を楽しんだり、流星群を観測することも可能。写真モードで撮影した星空をスライドショーで閲覧、本体内部にあらかじめ収録されているクラシックの名曲(20曲)をBGMとして天体観測が楽しめる機能も搭載している。
7つのモードを搭載
1. 天体観測
自由に天体を観測するモード。観測日時を選んで天体を観測でき、各天体の情報を見ることができる。撮影ボタンを押すと、画面上の天体を撮影し、本体内に"写真画像"として保存可能。
2. 星をさがそう
星座や恒星など、見たい星を天体画面の中から探し出すモード。探せる星は全302種。
3. 定点観測
選択した星が時間とともにどう動くかを観測できるモード。観測スピードも調整可能。
4. ステラアカデミー
宇宙についての知識を深めるモード。天文に関する講義を受けることができ、講義終了後はクイズに答えて理解度のチェックができる。
5. 星の図鑑
調べたい星を選ぶと、写真・イラストで解説を見ることができるモード。
6. 星空パズル
選択した星座と同じ形の星座を天球から探し、パズルのように当てはめるモード。正解するとギリシャ神話を閲覧できる。
7. 星空写真館
1の天体観測時に撮影した写真画像をアルバムのように閲覧できるモード。クラシックの曲をBGMにスライドショーで楽しむこともできる。
商品仕様は、本体サイズ(台座込み)が約330(H)×340(W)×168(D)mmで、重量(本体のみ)が約600g。駆動には単3乾電池×4(別売)とCR2032(付属)、または別売の専用ACアダプター(価格1,890円)を使用する。なお、主な販売ルートは、玩具専門店、百貨店、量販店、家電量販店などの玩具売り場、ネット通販、学校教材販路などを予定。
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