エプソンダイレクトは、デスクトップPC「EPSON Office」シリーズ、「Endeavor AT」シリーズにおいて、電源ユニット内部の接続コネクタ部分におけるトラッキング現象により、本体背面の排気口付近から発煙・発火する可能性のあることが判明し、対象機種の点検・修理を無償にて実施することを発表した。
対象機種は、写真左の「EPSON Type-SZ」「EPSON Type-BA」「EPSON Type-BD」と、写真右の「Endeavor AT-900C」「Endeavor AT920C」「Endeavor AT930C」 |
対象機種を利用中のユーザーは、使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜き、「特別対応窓口」まで連絡するよう呼びかけている。無償点検の申し込みは、同社Webサイトおよび同社サイト上に掲載されている電話番号、FAX番号にて行える。詳細については、下記リンクの同社ページにて確認いただきたい。
■エプソン電源ユニット特別対応窓口
http://shop.epson.jp/html/begin.do?fn=IMPNOTICE100413A
申し込み後は、輸送業者が対象PCを引き取り、エプソンダイレクト修理センターにて点検・修理の上返却する。
また、「製品から焦げ臭いにおいがする」「製品の内部からパチパチと放電しているような異音がする」といった現象が発生した場合は、トラッキング現象が疑われるため、すぐに電源プラグをコンセントから抜いて、「特別対応窓口」まで速やかに連絡するよう求めている。
対象機種は、「EPSON Office」シリーズ、「Endeavor AT」シリーズのうち、2001年12月から2004年1月にかけて販売したもの。2002年1月~2002年12月販売の「EPSON Type-SZ」(12,856台)、2002年9月~2003年7月販売の「EPSON Type-BA」(24,986台)、2003年4月~2004年1月販売の「EPSON Type-BD」(18,176台)。また、2001年12月~2002年11月販売の「Endeavor AT900C」(13,677台)、2002年8月~2003年2月の「Endeavor AT920C」(14,478台)、2003年1月~2003年9月販売の「Endeavor AT930C」(31,153台)。
EPSON Officeシリーズ | ||
機種名 | 販売時期 | 対象台数 |
---|---|---|
2002年1月~2002年12月 | 12,856台 | |
2002年9月~2003年7月 | 24,986台 | |
2003年4月~2004年1月 | 18,176台 |
Endeavor ATシリーズ | ||
機種名 | 販売時期 | 対象台数 |
---|---|---|
2001年12月~2002年11月 | 13,677台 | |
2002年8月~2003年2月 | 14,478台 | |
2003年1月~2003年9月 | 31,153台 |