タレントの眞鍋かをり、松尾貴史とUFO研究家の矢追純一が12日、現在公開中の映画『第9地区』の大ヒットを記念したイベントを東京・有楽町にある丸の内ピカデリーにて行い、宇宙人の存在について討論を繰り広げた。
『第9地区』は、地球人と地球に飛来した"宇宙難民"のエイリアン達との共存を、ドキュメンタリ風に描いたSF長編映画。南アフリカ共和国のヨハネスブルグに28年前、突如飛来した正体不明の巨大宇宙船。その宇宙船から地球に降り立ったのは、不衛生で弱り果てたエイリアン達だった。エイリアン達は難民として、ヨハネスブルグの第9地区にある仮設住宅に住まい、現地の一般市民と共存していくことになるが……。
この日、同イベントに「エイリアンも恋に落ちるであろう女性ナンバー1」として登場した眞鍋。本作について「今までのSFにはなかったリアリティがある映画。エイリアンは、最初気持ち悪いと感じていましたが、段々可愛く見えてきて……。人間て最低だな、と何回も思ってしまいました」と感想を語り、「(人間かエイリアンか)どちらの立場に立つか考えながら見て欲しい」と本作をアピールした。また、報道陣から元所属事務所・アヴィラとのトラブルについて質問されると、「裁判の中でバッチリやります! 」とハッキリ回答し、強気な笑顔を見せていた。
また、この日行われた矢追と松尾の「結局宇宙人は存在するのか? しないのか? 徹底討論」では、結論のジャッジメントを眞鍋が務めた。矢追がUFOに関する公式な報告書のコピー等を持ち出し、エイリアンが地球に来ている根拠を次々と示すと、松尾は「UFO業界には、それらしく見えるインチキ文書が一杯ありますからね」と反論。矢追の資料をことごとく否定する松尾に、矢追は「地球人そっくりなエイリアンもいるそうですから、そんなにUFOを否定するのは、実は松尾さんがエイリアンなのでは? 」と本気も混じった(?)ジョークで反撃した。これに眞鍋は大ウケで、最終結論では「松尾さんが段々エイリアンに見えてきました(笑)」と矢追に軍配を挙げていた。