"躍動する生命の芸術"とも謳われるシルク・ドゥ・ソレイユの常設ショー『ZED(ゼッド)』(千葉・浦安)が10日より、ショーの構成を改編。パワーアップした『ZED』のお披露目会には、女優の真矢みきが駆けつけ、華を添えた。
『ZED』は、2008年10月1日にオリエンタルランドと世界的な人気を誇るカナダのエンタテインメント集団、シルク・ドゥ・ソレイユの共同プロジェクトとして東京ディズニーリゾートにて開幕。これまで、常設ショーならではの壮大な舞台装置と、世界中から選び抜かれたアーティストたちの神業的アクロバットで多くの観客を虜にしてきた。舞台上で繰り広げられるのは、主人公・Zedが天と地という2つの世界を旅する物語。今回の改編では、ショーの本場であるラスベガスで上演している演目と同様に休憩時間をなくし、迫力あるアクロバットを90分間ノンストップで楽しめるようにしたという。
ステージに立ち、舞台を見回す真矢。「ここにいる写真を撮って欲しいです」と報道陣におねだりも |
天体観測儀を彷彿させる、間口約35m、奥行き約20m、高さ約21mのオープンステージ。日本の劇場として最大規模となる深さ約6mの奈落をもつ ※客席最後列より撮影 |
ショーを観終えた真矢は「よりスリリング、よりエキサイティングにパワーアップしていました。こんなに早く感じる90分があるなんて」と興奮気味。「舞台全体が地球のように感じました。ラストは地球を超えて宇宙に行ってしまったよう」と迫力あるパフォーマンスを振り返り、「いいものを観た後なので饒舌です。2時間くらいベラベラしゃべれそう(笑)」とすっかり『ZED』に魅了された様子。日本だけで上演される同作について「贅沢感を味わえます。それに浄化されたような感じになるし、生きていて楽しいなって思えてきたり。終わった後に会場を見渡したら、お客さんの顔が本当にハッピーそうでした」と嬉しそうに語っていた。
さらに、宝塚時代は「公演後にディズニーランドによく来てました」と打ち明けた真矢は、「今でも疲れたなって感じたときはディズニーリゾートに来てるんですよ」と笑顔。今回、ノンストップ公演が実現したことで、上演後に隣接するディズニーランドやディズニーシーへ時間帯的にも行きやすくなったという利点もアピールしていた。