ASUSTeK Computerは9日、ATI Radeon HD 5850を搭載するグラフィックスカードの新製品として、ヒートパイプが直接GPUに接する冷却ユニット「DIRECTCUクーラー」を装備する「EAH5850 DIRECTCU/2DIS/1GD5」を発表した。本日より発売を開始する。価格はオープンだが、店頭予想価格は37,000円前後。

「EAH5850 DIRECTCU/2DIS/1GD5」

DIRECTCUクーラーでは、ヒートパイプ×2本を直接GPUに接するように搭載しており、リファレンス比でGPU温度を最高20度低く、動作音を最高35%低減できるとしている。ほか、GPU電圧を変更できる「Voltage Tweak」、オーバークロック兼モニタソフト「SmartDoctor」、高画質化エンジン技術「Splendid」などにも対応している。

DIRECTCUクーラー

主な仕様は、ストリームプロセッサ数が1440基、コアクロックが725MHz、メモリクロックが1,000MHz(データレート4,000MHz)。メモリタイプはGDDR5 SDRAMで、容量は1GB、接続バス幅は256bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。出力端子はDVI-I(HDCP対応)×1、HDMI×1、DisplayPort×1で、HDMI→DVIとDVI→D-Subの変換アダプタも付属する。