ソニーは8日、360度に広がる音場を実現したドックスピーカー「RDP-NWV500」を発表した。発売は4月24日を予定している。価格はオープンで、市場価格は、2万円前後と予想される。
RDP-NWV500は、「サウンドマグ」の愛称が与えられたモデル。本体部分はマグスタイルで、それに、本体とウォークマンとをセットできるドック部分が組み合わせられる。
デジタルアンプS-Masterを搭載しており、実用最大出力は16W。「サウンティーナ」(NSA-PF1)で使用された「サークルサウンドステージ」(構造的には異なるが、概念的には同じもの)が採用されており、サウンティーナ同様、聞く人とスピーカーの距離や方向によって変化しないサウンドを実現する。
スピーカーは20mm径ツイーターと56mm径ウーファーの2way構成。本体上部に下向きに配置されたツイーターと本体下部に上向きに配置されているウーファーのサウンドは、ディフューザーパネルによって、360°に展開される。
RDP-NWV500には、シガー電源コードも付属しており、車の中でも利用可能。本体部分は、500mlのペットボトルに近いサイズで、車内ではドリンクホルダーに設置できる。カーオーディオに外部入力端子がついていないなどの理由で携帯型音楽プレーヤーの音楽を車内で聴くことができない場合や、FMトランスミッターの音質に満足できない方にもよさそうだ。サイズは、85×216×85mm(本体のみ)、質量は約540g。